こばやし方南町歯科かわら版 第2…

こばやし方南町歯科かわら版 第23号

シリーズ(12)手 術 − 1( …

下顎水平埋伏智歯とはどの様なものですか? ーX 線写真のいろいろー

1.正常に萌出した下顎智歯

2.下顎水平埋伏智歯

3.遠心(後方向)傾斜智歯

4.逆性下顎埋伏智歯

5.左右方向下顎埋伏智歯

 

親知らず(智歯)について掲載します。

10〜20歳代、まだ歯が生えてこないのに,突然歯肉が痛み、腫れてきたことはありませんか。

親さえも知らない内に智歯が生え始め、いろいろと症状を起こすことを、例えた言葉です。

また、歯並びを悪くする、隣りの歯にむし歯をつくる、頬を咬んで傷ができる、 歯ぎしりを起こす、などの症状を起こします。

次回は治療法です。

 

「親知らず」が腫れて痛いー下顎智歯周囲炎とは?

下顎智歯周囲炎:智歯にみられる歯冠周囲炎で、口腔内の炎症としては頻度の高いものの一つです。現代人の顎骨は、昔より退化傾向にあると考えられており、智歯が4本とも正常に第二大臼歯の後方で咬合平面まで正しく萌出することはむしろ少ないようです。 智歯の萌出が不完全なために、歯周囲に深い歯肉ポケットを形成し、この中で細菌が増殖して炎症を発生します。 

この炎症は、顎骨や周囲組織にまで容易に波及し、顎骨周囲炎・頬部蜂巣織炎・扁桃周囲炎などの強い炎症を起こして、歯肉や頬の腫脹や疼痛・開口障害・発熱・食欲不振・排膿などを生ずることがあります。これを下顎智歯周囲炎と言います。

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